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ジャック・ラッセル・テリアの脊髄小脳失調症(KCNJ10)|生後2〜6か月に出る「さざ波」と、国内ラボで検査できない現実

結論:ジャック・ラッセル・テリアの脊髄小脳失調症(SCA/原因遺伝子 KCNJ10)は、生後2〜6か月——つまり「子犬を迎えた直後から数か月のあいだ」に現れる神経の病気です。原因は Gilliam 等(2014, J Vet Intern ...
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ゴールデン・レトリーバーの悪性高熱症(RYR1)|12か月齢の致死例と、両親にはなかった変異

結論:犬の悪性高熱症(malignant hyperthermia/原因遺伝子 RYR1)は、病気というより「麻酔をかけたときだけ表に出る体質」です。普段はまったく健康な犬が、イソフルランなどの揮発性吸入麻酔薬や筋弛緩薬スキサメトニウムに触...
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ビーグルのラフォラ病(NHLRC1)|6歳からの「ビクッ」を年のせいにしない — 166頭の研究が示した3つのサイン

結論:ビーグルのラフォラ病(NHLRC1/Epm2b遺伝子のドデカマー反復伸長)は、6歳を過ぎてから始まる進行性のてんかん性疾患です。独・墺・瑞の9施設が集めた28頭では発症年齢の中央値が8.3歳で、全頭が「ミオクローヌス」(体がビクッと跳...
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ミニチュア・ダックスフンドの椎間板ヘルニアとFGF4遺伝子(CDDY)|「検査すればわかる」が通じない犬種で研究は何を勧めているか

結論:ミニチュア・ダックスフンドの椎間板ヘルニア(ハンセンI型)の背景にあるのは、12番染色体に入り込んだFGF4レトロジーン(12-FGF4RG、通称CDDY)です。ただしこの犬種でDNA検査を受けても、多くの場合個体差を見分ける役には立...
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フレンチ・ブルドッグの遺伝性白内障とHSF4遺伝子|若年発症の原因・遺伝・DNA検査を研究から読み解く

結論:フレンチ・ブルドッグの遺伝性白内障(若年性白内障)として検査されているのは、HSF4遺伝子の1塩基挿入 c.971_972insC(p.(L325Tfs*28))で、常染色体劣性で伝わる変異です。ただし正直に言うと、この変異とフレンチ...
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アメリカン・スタッフォードシャー・テリアのNCLとARSG遺伝子|研究で見る発症・遺伝・DNA検査

結論:アメリカン・スタッフォードシャー・テリア(アメスタ)の神経細胞セロイドリポフスチン症(NCL)は、ARSG 遺伝子の変異(p.R99H)と関連づけられ、常染色体劣性で遺伝し、発症は晩発性(およそ3〜6歳)です。日本では口腔スワブを国内...
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チベタン・テリアのNCL(神経細胞セロイドリポフスチン症)とATP13A2遺伝子|研究で見る発症・遺伝・DNA検査

結論:チベタン・テリアの神経細胞セロイドリポフスチン症(NCL)は、ATP13A2(CLN12)遺伝子エクソン16の1塩基欠失 c.1620delG が原因で、常染色体劣性遺伝の中年(晩期)発症型(およそ5〜7歳)です。DNA検査でわかるの...
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サルーキの神経セロイドリポフスチン症(NCL/CLN8)|研究で見る発症リスクと遺伝子検査でわかること

結論:サルーキで報告されている神経セロイドリポフスチン症(NCL)は、CLN8 遺伝子に生じた1塩基挿入 c.349dupT(タンパク質では p.Glu117* という早期終止を引き起こす)を原因とし、両親から変異を1つずつ受け継いだときに...
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チワワの神経セロイドリポフスチン症(NCL/MFSD8・CLN7)|研究で見る発症リスクと遺伝子検査でわかること

結論:チワワの神経セロイドリポフスチン症(NCL)は MFSD8(CLN7)遺伝子の変異 c.846delT が原因で、常染色体劣性で受け継がれる進行性の神経変性疾患と報告されています(Faller 2016)。おおむね生後1歳前後から視覚...
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ボーダー・コリーとコリー眼異常(CEA/NHEJ1)|研究で見る発症リスクと遺伝子検査でわかること

結論:ボーダー・コリーはコリー眼異常(CEA)の原因変異(NHEJ1 遺伝子の欠失)を持ちますが、その変異アレル頻度は約6〜8%と、ラフコリーの数十%〜8割超に比べて桁違いに低いことが報告されています(Grosås 2018; Lerdkr...