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ラブラドールはなぜいつもお腹を空かせている?ケンブリッジ大学のPOMC研究

結論:ラブがいつもお腹を空かせて見える一因は、POMC 遺伝子の14塩基欠失にある。ケンブリッジ大学の2016年の報告では、欠失1コピーごとに体重が平均1.9kg、食べ物への執着スコアが9.9%上乗せされた。2024年の摂食実験で差が出たの...
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チャイニーズ・クレステッドのヘアレスとパウダーパフ|ベルン大学2008年のFOXI3研究でわかる欠歯・皮膚・交配

結論:クレステッドのヘアレスとパウダーパフを分けるのは、FOXI3 第1エクソンの7塩基重複(c.57_63dup)1コピーの有無だと、ベルン大学ほかの2008年 Science 論文が示した。ヘアレスは全頭ヘテロ、パウダーパフは重複ゼロの...
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ポメラニアンの白皮症(OCA4)とSLC45A2|サスカチュワン大学2015年の報告で読む「白ポメ」との違い

結論:白ポメのほとんどはアルビノ(眼皮膚白皮症)ではない。ピュア・ホワイトは JKC のポメ標準の正規色で、白ポメの鼻鏡とアイラインは黒い。サスカチュワン大学 Wijesena・Schmutz(2015)のアルビノのポメ2頭は SLC45A...
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フレンチ・ブルドッグのスクリューテイルとDVL2|UC Davis研究で79頭全てがホモ、半椎体と症状の距離

結論:フレンチ・ブルドッグのらせん尾(スクリューテール)は、5番染色体 DVL2 の第15エクソンで C が1文字抜けた c.2044delC(p.Pro684LeufsX26)を2本そろえた姿で、ねじれた尾の芯はゆがんで癒合した尾椎の束だ...
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コーギーの生まれつき短い尾とTBXT遺伝子|2001年UCLの発見とノルウェーの無尾子犬2頭

結論:ウェルシュ・コーギー・ペンブロークの生来の短い尾(先天性短尾・natural bobtail)は、TBXT 遺伝子(旧記号 T、通称 brachyury)の一塩基置換 c.189C>G(p.Ile63Met)を片親由来で1本携える優性...
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ゴールデンの先天性筋無力症候群(COLQ)|UC Davis 2020年の4頭研究と子犬期のサイン・検査

結論:ゴールデン・レトリーバーの先天性筋無力症候群(CMS)COLQ 型は、終板基底膜へ AChE を繋留する膠原様尾部 COLQ の点変異 c.880G>A(p.G294R)を父母双方から継いだ個体に限って顕れる常染色体劣性形質だ。Cle...
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バセット・ハウンドの血小板機能異常症(RASGRP2)|1979年の記載からAuburn大学の原因特定、見落としと検査

結論:バセット・ハウンドの血小板機能異常症(CalDAG-GEFI thrombopathia)は、RASGRP2 遺伝子から3塩基がこぼれ落ちた写しを、父と母の双方から託された犬に現れる常染色体劣性の出血性疾患だ。1979年の初出から、2...
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ヨーキーのL-2-ヒドロキシグルタル酸尿症(L2HGDH)|ミズーリ大学2012年が示したSBTと別の変異と検査の選び方

結論:ヨークシャー・テリアのL-2-ヒドロキシグルタル酸尿症(L-2-HGA)は、L2HGDH 遺伝子が壊れて L-2-ヒドロキシグルタル酸が脳に澱のように溜まる常染色体劣性の代謝異常だ。2012年、米ミズーリ大学とバルセロナの動物病院が互...
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ポインターの肢端切断症候群(GDNF)|痛がらず足を噛む子犬を1980年代の病理とレンヌ大学2016年のDNA研究で読む

結論:鳥猟の名手イングリッシュ・ポインターを襲う肢端切断症候群(acral mutilation syndrome, AMS)は、山が4か月前後に来る生後3〜12か月の仔犬で爪先の痛覚がふっと消え、舐め・噛みで爪や指の骨まで自ら削り落としか...
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ラブラドールの血友病A(F8)|ヘルシンキ大学2023年、2家系で原因が違った理由と199頭の照合

結論:ラブラドール・レトリーバーの血友病A(第VIII因子欠乏症)は、この犬種で並んで記録される第9因子型(B型)と、こぶの張り具合や痣の色味を眺めても区別がつかない。仕分けの決め手は採血で、内因系の凝固時間(APTT)を入口に、第VIII...