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ブルマスティフと犬の多発性網膜症(CMR1)|BEST1遺伝子検査でわかること・わからないこと

結論:ブルマスティフに見られる犬多発性網膜症1型(cmr1)は、BEST1遺伝子の変異(c.73C>T、p.Arg25Ter)による常染色体劣性の眼の特徴です。網膜色素上皮にできる水疱様の多発性病変は生後まもなく現れることが多いものの、通常...
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アメリカン・コッカー・スパニエルと運動誘発性虚脱(EIC):DNM1遺伝子・検査でわかること・わからないこと

結論:運動誘発性虚脱(EIC)は、興奮や暑熱をきっかけに激しい運動後、後肢の脱力から一時的な虚脱を起こす症状です。原因遺伝子の一つ DNM1 (c.767G>T) は常染色体劣性で、変異を2コピー持つ個体(affected)だけがリスクを負...
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コーニッシュレックスの血液型B(CMAH遺伝子)|新生児溶血(NI)・輸血の安全と交配前の血液型検査

結論:コーニッシュレックスは血液型B型の割合が高い猫種で、総説では約33%がB型と報告されています。A/B/AB型はCMAH遺伝子で決まる健康な形質であり、病気ではありません。ただしB型の母猫にA型の父猫を交配すると、生まれたA型の子猫が母...
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イングリッシュ・ブルドッグのシスチン尿症(SLC3A1)|シスチン結石・雄の尿道閉塞と遺伝子検査

結論:イングリッシュ・ブルドッグ(ブルドッグ)はフレンチ・ブルドッグと並ぶブルドッグ系の人気犬種で、シスチン尿症のうちSLC3A1遺伝子による「I-A型」に関わります。遺伝様式は常染色体劣性で、affected(変異2本)だと腎臓でのシスチ...
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フレンチブルドッグと尿酸結石(HUU/SLC2A9遺伝子)|遺伝子検査でわかること・予防と食事

結論:フレンチ・ブルドッグ(フレブル)はJKC登録が年1万頭を超える国内上位の人気犬種で、高尿酸尿症(HUU)に関わるSLC2A9遺伝子のミスセンス変異p.Cys188Phe(c.563G>T)が検証済み検査パネルで扱われます。これは常染色...
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パピヨンのフォン・ヴィレブランド病タイプ1(vWD1/VWF遺伝子)|検査結果の意味と手術前に獣医へ伝えること

結論:パピヨン(コンチネンタル・トイ・スパニエル)はJKC登録で日本の人気上位の犬種です。フォン・ヴィレブランド病タイプ1(vWD1)はVWF遺伝子の c.7437G>A に関わる出血傾向で、止血に必要なフォン・ヴィレブランド因子(vWF)...
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オリエンタルショートヘアの進行性網膜萎縮症(PRA-rdAc/CEP290遺伝子)|遺伝子検査でわかること・わからないこと

結論:オリエンタルショートヘアはシャム系のくさび形短毛種で、CEP290遺伝子の劣性変異rdAc(c.7584+9T>G)による進行性網膜萎縮症のリスクが知られています。この型は遅発性で、失明するのは変異を2つ持つaffectedのみ。キャ...
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ジャックラッセルテリアの原発性水晶体脱臼(PLL/ADAMTS17)|研究データで見るリスクと早期眼科検査

結論:ジャックラッセルテリアは、ADAMTS17遺伝子の変異(c.1473+1G>A、常染色体劣性)による原発性水晶体脱臼(PLL)が最初に報告された3犬種の一つです。2コピーを持つ個体(affected/at-risk)が最も高リスクです...
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ソマリの遺伝性溶血性貧血「ピルビン酸キナーゼ欠損症(PK-Def/PKLR)」|クリア・キャリア・発症の意味

結論:ソマリ(長毛のアビシニアン)には、PKLR遺伝子の変異による常染色体劣性の遺伝性溶血性貧血「ピルビン酸キナーゼ欠損症(PK-Def)」が知られています。赤血球が早期に壊れて間欠的な貧血を起こしますが、経過は多様で、多くの猫は経過観察の...
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トイプードルの進行性網膜萎縮症(prcd-PRA)|遺伝子検査の意味と繁殖リスク

結論:トイ・プードルはJKC登録で長年首位(2024年は約80,631頭中トイが77,908頭)の人気犬種で、進行性網膜萎縮症の一型「prcd-PRA」の原因となるPRCD遺伝子c.5G>A変異が国内でも一定頻度で存在します(Kohyama...

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参考にしている一次情報

よくある質問(FAQ)

Q. ペットの遺伝子検査で病気が「わかる」のですか?
多くの民間DNA検査は、犬種・血統や体質、一部の遺伝性疾患の「キャリア(保因)」や傾向を調べるものです。結果は情報であって確定診断ではありません。症状や確定診断が必要な場合は獣医師にご相談ください。

Q. 検査結果は診断書として使えますか?
いいえ。市販のDNA検査は診断を目的としたものではありません。治療や健康管理の判断は、検査結果を参考情報としつつ、必ず獣医師が行います。

Q. このサイトは誰が書いていますか?
獣医師ではない編集部が、査読済みの研究論文・獣医学ジャーナル・公的機関の一次情報を横断要約し再構成しています。診断・治療は行わず、情報の集約・整理に徹しています。

この記事を書いた人

森下 慧

森下 慧

編集・執筆(獣医師ではありません)

分子生物学を学び、受託ゲノム解析ラボでの勤務経験を持つ、犬や猫と暮らす愛好家。獣医師ではなく、査読済みの研究論文と公的機関の一次データを読み解き、「診断ではなく情報」として整理・再構成することに徹しています。

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